【登校渋りが始まったら…】

教育

保護者の皆さん、こんな経験したことはありますか?

子どもが朝起きたら学校に行きたくない…と言われたことが。

前回のブログで不登校の前兆として、登校渋りがあると説明しましたが、多くの子どもに見られます。この最初の段階がとても大切です。ここで保護者の方や大人がじっくり子どもの話に耳を傾けられるかどうかで、その後の展開が大きく変わってきます。

この時のポイントは大人の常識を当てはめない事です。                     学校は行って当たり前とか本人の気持ち/やる気の問題として片づけるのでなく、本人の気持ちや考えを聴く姿勢(傾聴)を持つことが重要です。その際、大人のアドバイス等はなるべく控えた方がいいでしょう。子どもが大人の考えや意見を求めてきた場合は本人の気持ちや考えを土台に+αしてあげるくらいがいいのではと考えています。こんな考え方もあるよねといった具合にポジティブな話に持っていけると子どもの顔も変わってくると思います。リフレーミングという考えです。            基本の姿勢は傾聴であるということを忘れないで下さい。

とは言っても、保護者の方も仕事があったり、学校に遅れてしまうことが頭に浮かんでしまい、冷静になれないこともあるかと思います。

しかし、子どもの1番の理解者である保護者に話を聴いてもらうことが子どもにとっては最も安心できるでしょう。もし、難しい場合は担任の先生に状況を伝えてみることをお勧めします。実は昨日、学校で嫌なことがあったのかもしれないですし、場合によっては学校の先生が傾聴してくれるでしょう。

まずは、本人の話をじっくり聴くこと。保護者だけで解決しようと思わず、学校には様々な職種の先生方(スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、支援員の先生etc)が配置されていますので、学校の先生や他の関わっている大人(習い事の先生etc)と協力して子どもに寄り添っていくことが重要です。

私が運営している「カウンセリング&オーダーメイド型学習塾 優学舎」でも学校で嫌なことがあったり、登校しぶりがあった際はお話を聴いたり、新しい学習に取り組むのではなく、作業に没頭できる計算問題や本人の好きな教科に自由に取り組んでもらうなど、工夫しています。

次回も同じようなテーマを解説していきます。

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