今日は不登校に焦点をあてて考えていきます!
不登校が長引いてくると、全ての事がおっくうになってきます。大人でもうつ状態で起りえます。これは、通常の人が考えるおっくうとは次元が違います。本能的に動けなくなるレベルになります。
学校に行ったり行かなかったりと、学校に足が向いている状態はまだ軽度な方で子ども自身が理解者が見つけられない場合、長期化し全く学校に足が向かなくります。
明日は学校に行きます。とその時は言葉にしますが、実行されず、何年間も同じやり取りが行われます。通常の人はいやいや、そんなわけないでしょ、休むだけ休んだら行きたくなるでしょ!家にいてもやることないでしょ、などと思うかもしれませんが、現実的に同じやり取りが何年間も続くことは多いです。
不登校になると、多くの場合はゲームもしくはスマフォアプリにはまります。大人のように他に選択肢がありませんからね。
では、そこから脱出するにはどうすればいいか。
①理解者をみつける
学校で理解者を見つけれれば良いですが、難しい場合は外部にも頼ってみましょう!塾の先生や習い事の先生、病院の先生、市役所の担当者など、とにかく1人でも多く理解者をみつけることです!友人でも良いですが、子ども同士ですので、注視する必要があります。
②居場所をみつける
不登校になると居場所が家になります。稀に家の居心地が悪く、家出をするケースもありますが…子どもが安心して通える居場所を一緒に探してあげることが重要です。やる事があると人間は意識が変わってくるものです。定年退職したお父さんが仕事がなくなり、何もやることがなくなった途端、老けてくるということを耳にしたことはありませんか?それと似ていて、何もやる事がない、行くところがないというのは辛いことなんです。
③とにかく行動する
今日一番、お伝えしたいことです!今回のテーマにした、「気分本位」というのはその時の気分で行動を決めるのですが、不登校の子どもやメンタルが不安定な方はこの気分がバラバラな方が多いです。明日は学校に行こうと思う→いざ行こうとすると、行きたくない気持ちになる→結果、行かない。を何年も繰り返すことになります。
とにかく行動することです!本人からすればとても辛いことですが、行動していくことでだんだん慣れていくという考えです。恐怖症や不安症などに用いられる、「系統的脱感作」、「暴露療法」、「行動療法」に付随します。※お薬で対処するということもありますが、今回は行動に焦点を絞っています。お薬を飲んでも最終的には行動するのは自分ですので。
学校に行くと決めたら、多少体調が悪くても行ってみる!教室まで入ることは難しくても学校の門まで行って先生に挨拶をして帰ってくるだけでも良いです。それが積み重なり、体調が悪くてもここまで、できた!ということがいつのまにか本人の自信に繋がり、学校に足を向けることが当たり前の行動になっていきます。
不登校の状態を大きく動かすことは難しいですが、少しずつチャレンジしてみてください!
きっと、今より良い景色が待っているはずです!
では、また!
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